かぐや姫の物語
いいジブリ作品だ。これほど心に来たのは久々だった。
風たちぬも見てみたかったが。とりあえずこっち。
かぐや姫の罪と罰がきになって。
良くも悪くも作画ですね。水彩画のようだけど、墨で線書いてる。
これがずっとつづくわけですが、気になったりはしませんでした。
そしてセルじゃないんだよね。
一枚画でアニメを書くという大胆すぎるジブリ。
ジブリは書き込みがすごいけどこれは必要最低限の情報量ですましてくれる。それが心地いい。
そしてジブリらしさが滲み出てました。
雲の描き方とか。
キャラの動きとか。
物語ですが、言ってしまえば原作通りです。なんも変わりません。
でもここまで肉づけできたのは相当なもの。
ある意味、人間の本当の心がわかる人にだけ分かる作品と言えますでしょうか。
本当にいろんな人に感情移入できるんです。
できちゃうんです。
高畑勲監督のストーリーが滲み出てますね。
宮崎さんはどっちかというとやっぱりファンタジーなんですよ、
キャラクターも。
そんな女いねえよ
みたいな。でもそこが一番の魅力であったり。
高畑さんの方は、すごくすごく心理が描かれる。そういうのはやっぱ本作を見てなくても
おもひでとか蛍とか見てると分かると思いますが、
今までで一番の出来かというくらい人間がよくできてる。
あと女童かわいいww
ちなみにジブリ史上の絶世の美女らしいです。かぐや姫。
まぁ考えてみると宮崎監督の描く女の子は地味だけど強いんだよね。絶世て言うほどの
美女はなかなかいない