Drスランプアラレちゃんが売れた理由はタイトル?!

アラレちゃんと言えば言わずと知れた、鳥山明先生原作のジャンプのギャグマンガだ。
もちろん内容も面白いのだが、特にブームに火をつけたのはアニメ化の影響が大きい。
アニメのタイトル[Drスランプアラレちゃん]のアラレちゃんの部分に私は魅力を感じた。

そもそも原作はDrスランプであって、アラレのアの字も無い。
なぜなら連載開始当初はセンベエさんを主役にするつもりだったからだ。
しかし5話以降は、アラレちゃんが主役だ。これはトリシマ氏の助言で决定したらしい。
そうなってくると、アニメ化に従ってDrスランプよりも、アラレという単語が欲しくなる。
ただアラレちゃんという名前ではなく敢えて最後に付けるという倒置法のような、タイトルでインパクトを与えている。

実は、アラレ自身は一人称が私。センベエさんが呼ぶ時は、アラレ及びアラレさん。あかねちんは、アラレ。オボッチャマンはアラレさん。という様に実際、今でこそ誰だってアラレちゃんと呼んでるのに原作で呼んでいるのは、空豆一家とみどりさん位だ。しかし、タイトルに付ける際に親しみやすいアラレちゃんを選んだ人を私は尊敬したい。

最後に、日本人は昔から短歌や俳句のように、5音と7音の
組み合わせが大好きだ。一番心地よく響くのだ。
Drスランプアラレちゃん
なんとも良い響きだ。